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■2009/08/29〜31

秋田県 粒様川釣行

参加者:下田顧問夫妻、松村(記)

8月最終釣行、渓流釣りの季節もあと1か月だ。
下田顧問夫妻と秋田県の粒様川に行こうという事になった。
(2週間前に近所の大深沢に入っているので、また秋田!?って感じもあるのだが)
この河川はマイナーで下田顧問も行ったことがないとのこと。ネット上でも釣行記は非常に少なく情報に乏しかった。
林業の盛んな地域で軌道後が源流域まで続いているらしい。それも昭和40年代には使わなくなったようでどの程度跡が残っているのか不明である。

8/28金曜22:30出発
距離が長い。650キロくらいだろうか?東北道をひたすら走る。
途中、雨が降っている、増水が心配。天気予報では、金曜は一日雨で土曜から止むようだ。

8/29土曜
朝、高速を降り阿仁マタギ地区を走る。近くの川を見ると濁流。。。
はたして入渓出来るのだろうか?
コンビニで買い物を済ませ太平湖へ向かう。下道が思ったよりも長く眠くなる。
太平湖を過ぎ、林道を進むがこの林道は分かれ道がたくさんありどこをどう進んだら粒様川につくのかわからなくて迷ってしまう。地元の人に会い、教えてもらう。親切な方で大変助かった。

結局、遡行開始は10:30になってしまった。初めての河川なので仕方がない。水量は多いが遡行出来ないほどではない。

さっそくチタケが出迎えてくれた。


出来る限り軌道後をたどりながら進む。とぎれとぎれながらも軌道後は見つけられる。
やがてF1到着。右岸にしっかりした巻き道がある。
昼過ぎだろうか?F2を同じく右岸から巻く。この先のゴルジュもまとめて巻いてしまう。
テンバ着は15:00だった。後から分かったが、軌道後をもっとうまく使うのと平水であれば、こんなに時間はかからない。
それにしても、途中まったく魚の走ることは無かった。大丈夫なのだろうか?

テンバを設営し、夕方少し釣ってみることにした。
テンバの上は美しいナメが続いている。その先から足元を魚が走り出したので竿を出してみた。


すぐに5寸くらいのかわいいイワナ、即リリース。そのあと7寸ヤマメが続く。
混生の河川は何となく楽しい。普段、イワナばかり釣っているせいか、ヤマメのあたりと引きは新鮮である。


残念ながら大物は出なかった。明日に期待したい。

それにしてもここの森は素晴らしい。大木が多く、川の両岸に森が広がっている場所が多く見られ、このあたりはどこでもテンバになる。さすが林業大国秋田だ。

下田顧問の旨い料理と大量の酒で楽しい夜を過ごした。

8/30日曜
本日は釣りながら本流を遡行、2又から粒川を釣りあがる予定。
朝飯を食べていると、大鷹が目の前の木にとまった。
初めて目の前で見たが大きくてかっこいい、実に感動的だ。
すぐ飛び去ってしまったので写真を撮れなかったのが極めて残念無念だった。
釣りをしながら二又を目指す。
昨日よりもさらに小さいサイズしか出ないが、渓谷美が我々を飽きさせない。


やがて二又到着、広いテンバになっており、快適そのもの。時間的にも昼食にする。


その後粒川を釣りあがるが、規模が小さくなってしまう。
14:00納竿し、テンバまで戻ることにした。
テンバで酒を体に流し込む。程よい疲れも手伝って、実に旨い。
本日は衆議院選挙である。
そんな話で盛り上がり夜は更けていった。

8/31月曜
朝、テンバを片づけ後にする。
途中、魚はまったく走らない。やはり中流域には魚不在なのだろうか?
軌道後をたどり、下りていくが2時間半程度で車止めに到着してしまった。
いつもそうだが一度目と二度目の所要時間は大きく違う。

着替えを済ませラジオをつけると民主党圧勝と騒ぎ立てている。
昨晩のテレビは盛り上がったに違いない。

温泉に入り、東北道を東京に向かいひた走る。
台風の接近で雨が強く降っている。一日帰りが遅ければ危ないところだった。

さて、禁漁まであと1か月、何回行けるだろうか?

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