今年のお盆釣行は、私は諸事情で昨年参加できなかった黒部に行くことにした。
昨年行った松井さん、田中さんも雨ばかりでつらい思いをしたので、彼らにとってはリベンジである。
土曜の夜に集合し、関越、上信越、北陸道とひた走る。富山は遠いが往きは期待に胸を膨らませているせいか楽しいものだ。
ましてや、天気予報はALL晴天!
折立のゲートに2時ごろ到着。テントをだしてお決まりの入山祝いを開始する。
翌朝、駐車場に到着。かなりの車の数。天気は予報通り晴天だ。
早速パッキングを開始、異常に重く、各自泣きそう。
8時に登山開始。荷物の重さに足取りが重い。そして強烈な直射日光にバテバテ。
遠くに薬師岳が見える。太郎平小屋まであと少しだ。
太郎平小屋でビールを買い乾杯する。メチャクチャうまい。これがあるからやめられない。
なんと、ここまで5時間もかかってしまった。
重い荷物と太陽光線が厳しい。
お花畑の中を木道が走る。ここをすすんでいくと薬師沢小屋。
今日はここまで。夜は楽しい宴会。
翌朝、本流を遡行開始
危険な個所はなく、快適にどんどん進める。
ゆっくり進んで2時間程度で赤木沢出合いに到着。
エメラルドグリーンの流れがとてもきれい。
ここからは竿を出しながら進むことにする。
しかし、小さな魚しかつれない。標高が高すぎるからか?または人が入りすぎているのか?
5寸程度がレギュラーサイズ。
松井さん、痛恨の竿折事件(笑)
祖父沢出合い。かっこいい写真に挑戦(笑)
今回最大のイワナ。
祖父沢を過ぎると森の中を流れる穏やかな雰囲気に。
その後、大雪渓が行く手を阻むが、右上に踏み跡がばっちりで難なくクリア。
もう源頭は近い。
お花畑の中を穏やかに流れる。まだイワナは居る。なんとも逞しい。
水面がキラキラ輝く。
源頭の碑で記念撮影。場所が分かりにくかった。
沢旅はここまでで終了。ここから先は山旅だ。
三俣小屋キャンプ場泊。
朝焼けに槍ヶ岳が映える
本来なら、巻くこともできるのだが念のため三俣蓮華山頂を踏む。しかし、ガスで何も見えない。
長い稜線歩きのスタート。太郎平は遥か遠く。
黒部五郎小屋で2回目の朝食
黒部五郎カール。ハイジとクララとペーターが走っていた!?
後ろを見ると、さっき2回目の朝食をとった黒部五郎小屋が遥か後ろに。
もうクタクタ。早く下界におりたい。
午後になって大粒の雨。太郎平キャンプ場で最後の幕営。
太郎平小屋のビールをたくさん買い込んで宴会。
夜、山の向こう(南東)がビカビカ光っていた。どうやら長野は雷&豪雨だったようだ。
こちらは大丈夫でよかった。
最終日、登山道でぬれたテントを乾かし帰路に就いた。
登山道を通る人が笑っていた。